歌舞伎の助六
先週は東京・歌舞伎座で勘三郎追善興行を観劇した。もう七回忌とは早いものだ。
仁左衛門さんの助六で、揚巻に七之助、白酒売に勘九郎、助六の母に玉三郎という珍しい配役。亡くなった勘三郎が慕っていたという仁左衛門さんが、その息子たちに自分たちの芸を伝承しようという意図のようだった。仁左衛門の助六は初演、襲名時と見逃さないようにしてきたが、なんと20年ぶりとか。お元気で変わらない美しい助六を見ることができて何より。
七之助の揚巻は美しいのだか、まだまだ大きさというか、もう一頑張りを期待したい。次に演じる時はさらに良くなってると思う。
勘九郎は彼らしいうまさで好演。玉三郎の老け役がなんと品格があって美しいのか、改めて驚いた。吉野山の静御前もさすが
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント