宝塚月組公演「アルジェの男/Dance Romanesque」
宝塚月組公演「アルジェの男/Dance Romanesque」を観劇。「アルジェの男」は再々演だがどちらも見ていない私。スタンダールの「赤と黒」をベースにしたお芝居だ。キリヤン演じるジュリアンは女を踏み台にして陽のあたる場所へ出ようとする男なのだが、そんなに悪い男には見えなかったな~。見るからに野望ギラギラという感じじゃないからかも。そういう役創りかな、本人の持ち味を生かして
ただ物語全体としてはなんだか物足りなさを感じてしまった。ジュリアンに絡む娘役3人が大事なのに、あまり魅力がなかったのも残念
でもショー「Dance Romanesque」はとっても素敵
お芝居のモヤモヤ感を払拭してくれたほど
今までの月組ショーの中で一番好き
何度でも見たいな、このショーは。キリヤンがカジモドを演じる「ノートルダム・ド・パリ」(ANJU振付)は、ストーリー性があって引き込まれるような雰囲気だったし、全員が踊る真っ白なかもめの群舞もモダンダンスのようで、いい場面だった。
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