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2010年7月19日 (月)

ウィーン・ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」

先月のオーストリア旅行ではミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア(TANZ DER Vampire)」を観劇。10年以上前にウィーンで見そびれたから初観劇ということでチケットを四苦八苦して入手したので、とても楽しみにしていた。ウィーン・ミュージカルの来日コンサートで「ヴァンパイア」の曲は聞いたし、オリジナルキャストのCDも持っているが、東宝版は見ていない。だから私自身は両者の違いを比べることはできないけど、「ヴァンパイア」ファンのブログによると、ヴァンパイアたちが眠る墓場のシーンは東宝版とは全然違うらしい ウィーン版ではたくさんの棺が幕のように立って並んでいたのが全体がだんだん前方へ斜めにせり出してきて、業界用語で言う<八百屋舞台(平面ではなく斜めになっている)>のようになっていった。その棺の中からヴァンパイアたちが起き出して来て踊り出すという具合。ヴァンパイア伯爵とヒロインのサラ(マジャーンという来日したことがある女優さんだが、歌・芝居以外のダンス場面では別の女優さんが踊っていた。役割分担なのかな ) のデュエットダンスが激しい振付で、まるでアイスダンスみたいなリフトを軽々と回す、回す。これぞヴァンパイアのダンスと圧巻。他のヴァンパイアたちの踊りも素晴らしく、客席はみんなブラボー拍手 (確かに東宝版ではあんなに踊れないだろうから当然、演出は違うよね) 他にはヴァンパイアに噛み付かれたときの血糊がとても多く、リアル(過ぎ)なのが相違点だとか。

助手アルフレッド役のルカス君はエリザベートのルドルフ役の頃よりさらに素敵になっていたし、オーラのある伯爵Thomas Brorchert、飄々とした教授Gernot Krannerも、サラのお父さんもみんなうまい。フィナーレはほんとに客席全員のスタンディング。久々に本物のミュージカルを見たという感じで興奮覚めやらぬまま帰った。劇場が小さいので肉眼でも十分見えるし(一応、双眼鏡は持参) 字幕がなくても、俳優の目の動き一つでシチュエーションもわかり、ミュージカルの醍醐味を味わった。

NYブロードウェイやロンドンのウェストエンドのように、元々本場のミュージカルは小さい劇場で上演されている。最初にNYで見たときは驚いたものだ、えっ、こんなに小さい劇場なのって。このローナッハ劇場も然り。だから舞台と客席との一体感があって引き込まれるのかも。そのうえ、この劇場の入り口にはヴァンパイアの牙をイメージした装飾があり、舞台の幕も同様。案内係やプログラム販売などのスタッフたちもみんな黒いヴァンパイア・マントを着けていて、遊び心いっぱい。

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ミュージカル観劇の前日は、壮麗なウィーン楽友協会黄金ホールでの「モーツァルト・コンサート」へ。演奏者が当時の雰囲気あふれる宮廷衣装やカツラをつけてのパフォーマンスが楽しい。このホールは毎年お正月にウィーンフィルがニューイヤーズコンサートを行っているホール(そのときは舞台に美しい花がいっぱい飾られて華やか)で、映画「のだめカンタービレ」でもロケ撮影した場所。千秋先輩が指揮している姿も目に浮かぶ

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投稿: Wordpress Themes | 2010年8月10日 (火) 午後 04時07分

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